概要
					奉建塔は、本来の名称を「大楠公六百年記念塔」と言います。楠公没後600年を記念して昭和15年に建設されました。昭和10年から4年以上の歳月を要する難工事であったと言われています。
					塔の高さは43尺(約13m)ありますが、これは正成公が湊川で戦死したときに43歳であったことにちなみます。
					楠公精神を高揚すべく、徳島県の画家森下白石氏が発起人となり、全国の児童・教職員に寄付を募って建造されたものです。
					この地は浄心寺塞址とも呼ばれ、かつては上赤坂城の出城があったとされています。
					
非理法権天
					塔の表面には楠公の旗印であったとされる「非理法権天」の五文字が刻まれています。
					「非は道理に勝つことができない、しかし道理があっても法律には勝てない。いくら法で決められていても権力には勝てない。そしてその権力であっても、天命に打ち克つことはできない。」という意味だと言われています。
					
スイセンと桜
					新春には千早赤阪村楠公史跡保存会によって植えられたニホンスイセン5万本が咲き誇り、多くの観光客で賑わいます。また春には桜が咲き乱れ、訪れる人々の目を楽しませています。
					※2024年3月現在、特定外来生物クビアカツヤカミキリの拡大を抑制するため、ほぼすべてが伐採されています。
				
			 
			
				
					| 連絡先 | 
					0721-72-1588(楠公史跡保存会) | 
				
					| 住所 | 
					大阪府南河内郡千早赤阪村二河原辺 | 
				
					| アクセス | 
					
						近鉄長野線「富田林」駅下車、金剛バス「奉建塔」下車、徒歩1分  | 
				
					| 駐車場 | 
					道の駅ちはやあかさか駐車場をご利用ください(無料) | 
				
					| HP | 
					https://nanko-hsps.jimdofree.com/ |